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円卓会議の趣旨

円卓会議の委員

各回の議事録

政策提言

円卓会議開催の趣旨

洋上風力発電の導入における地域・漁業との共生の必要性は、総合海洋政策本部の「海洋の開発・利用構想の推進に関する調査について」(H21)をはじめ、強く認識されている。しかし、地域・漁業との共生について政策的な検討は十分に進んでいるとは言いがたい状況にある。

洋上風力発電の事業者・地域と漁業の関係者の間で互恵関係を構築する可能性についての検討は、洋上風力発電によって社会にもたらされる便益最大化にも必要不可欠である。また、福島第一原子力発電所における原子力災害以降、再生可能エネルギー利用に対する期待も高まっていることから、その障壁となりうる関係者間協力のあり方を、可及的速やかに示す必要がある。

円卓会議では、現時点では相互に利害関係のない風力発電事業者、風力立地地域の担当者、漁業従事者の代表者を、東京大学公共政策大学院(海洋アライアンス)が直接的利害関係のない立場からお招きし、国内における洋上風力発電の事業化を想定しながら、短期的な利害関心にとらわれずに、互恵関係をもたらす共生のアイディアについて検討し、政策提言として社会に提示する。また、技術面で現実的な検討を進めるため、円卓会議では、専門家集団によるアドバイスを得ながら検討を進める。